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大津・北比良のホテルが口コミサイトで上位-大切な人と向き合える部屋を

向かい合うことを目的に家具を配置した「ハナレ」は昨年完成したばかり

向かい合うことを目的に家具を配置した「ハナレ」は昨年完成したばかり

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 ホテル「オーベルジュメソン」(大津市北比良、TEL 077-596-1657)が、世界最大の旅のクチコミサイト「トリップアドバイザー」が選ぶホテルアワード2014の「家族向きホテル」で第3位、「ベストサービス」部門で第5位を獲得した。

「田園のテーブル」と呼ぶ里山フレンチ

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 40年前に森の中に建てられた別荘を活用した同ホテル。敷地面積は600坪。コテージ風の部屋を5室持つ。13年ほど前にアメリカ人オーナーから購入したという現オーナーの渡辺浩之さんは、20年前に京都からこの地に移住。かつて出版業界に勤務し大阪まで通勤していた渡辺さんは「ゆっくりした生活を求めて来たが、ベッドがあったのでホテルをやっているという感覚だった」と振り返る。

 同ホテルは「近場でも宿泊する客、ホテルに宿泊すること自体を目当てにしたリピーターが半数以上」という。妻が病院から退院したばかりの夫婦が映画「おくりびと」のDVDを持ち込んで宿泊したことをきっかけに渡辺さんの姿勢は一転。「家族が普段ではない場所で向き合えるような非日常空間を提供したい。100パーセント客の要望を取り入れてきたため、求めているものが分かる」と話す。広告宣伝や旅行代理店との契約などは一切行わず、社員が制作するホームページに常に改良を図り、インターネットを中心に存在感を主張し口コミを重視するようにしてきた。

 渡辺さんは「ホテルと客ではなく客同士が一期一会の機会を持っていただけるように、おもてなしではなく普段できない核心の話をしていただければ。結婚式も新郎新婦と招待客がいかにコミュニケーションできるかを大切にしたい。お世話になった人に感謝を伝える機会にも利用していただければ。過剰なサービスはしない。また来たいと思ってもらえるように、うそをつかず、ちゃんと隠さず対応する。ありのままで接すると大変でなくなる。私もホテルと共に人間らしく成長してきた」と話す。

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