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もりやまふるさと劇団旗揚げ公演 守山JC創立45周年記念し吉本興業とコラボ

「もりやまふるさと劇団」の舞台。雰囲気はまさに吉本新喜劇

「もりやまふるさと劇団」の舞台。雰囲気はまさに吉本新喜劇

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 守山青年会議所(JC)が創立45周年を記念して8月15日、「お盆に、ふるさともりやまで笑顔になろう。」と題するイベントを守山市民ホール(守山市三宅町)で開催した。

特別ゲストとして宮本和宏守山市長も自転車に乗って登場

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 同イベントは2部構成で、第1部では地元在住のミュージシャン「Yuri×Meri」、松崎莉沙さんによる音楽ライブと「ファミリーレストラン」「シャンプーハット」「吉田たち」の3組によるお笑いライブが行われた。第2部では、同JCと吉本興業とのコラボレーションによる「もりやまふるさと劇団」の旗揚げ公演として、「劇団ヤマーズを守れ!?」が披露された。

 吉本興業は2011年4月より全国で進める「あなたの街に“住みます”プロジェクト」の一環として、各都道府県に居住し活動する「住みます芸人」が地域と協力し地元の人々を主役とした芝居を作り出す「よしもとふるさと劇団」を展開。今回、創立45周年を迎えた同JCが記念事業として企画しコラボレーションが実現した。

 この日は6月のオーディションを経て劇団員となった20人が練習の成果を披露。物語は守山のとある神社の境内にあるラーメン屋台を舞台に、守山好きが集まる「劇団ヤマーズ」の存続の危機をテーマに構成。吉本新喜劇でおなじみの数人が一斉にコケるシーンや、終盤の感動的な演出など新喜劇おなじみの笑いと感動の要素が盛り込まれた本格的な仕上がり。ほぼ満席となった会場からは熱い拍手が送られた。

 同JC理事長の田中尚仁さんは「今まで子ども向けの活動に多く取り組んできたが、今回は子どもから大人まで劇団員として参加いただけ、会場には世代を問わず多くの方に足を運んでいただけた。守山の良さをあらためて感じ、笑顔になっていただけたのでは」と語る。

 同劇団座長を務めた滋賀県住みます芸人・ファミリーレストランのしもばやしさんは「公演が無事に終了しホッとしている。練習以上のものを劇団員の皆さんが本番で発揮してくれた。守山を盛り上げようという強い気持ちを感じた。いい公演ができたと思う」とほほ笑む。「守山に関わったからには『守山◯◯大使』などにも就任しPRにも努めたい」とも。ハラダさんは「子どもたちの成長には本当に驚いた。練習で台本を持って立っていたら、『今日は台本持ったらあかん日よ』と叱られた」と苦笑する。

 野洲市の柏本礼子さんは「1部ではすてきな歌と面白い漫才を、2部では本物の吉本新喜劇を見ているかのような楽しい時間を過ごせた。滋賀や守山の地元ネタも多くたくさん笑った」と感想を語った。

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