8回目となる「大津ジャズフェスティバル」が今年も10月15日・16日に大津市内で開催されるのに先立ち5月14日、第1弾プレイベント「JAZZの夕べ」が旧大津公会堂（大津市浜大津1）で開催される。

プレイベント「JAZZの夕べ」フライヤー

　同イベントには「西村有香里スペシャルカルテットwith小柳淳子」が出演。一夜限りの特別編成でステージを務める。メンバーは西村有香里さん（テナーサックス）、高岡正人さん（ピアノ）、山本久生さん（ベース）、佐藤英宜さん（ドラム）、そしてボーカルを務める小柳淳子さんの5人。

　西村さんは大阪府堺市出身。滋賀県立大学入学後、仲間とともに音楽サークルを設立、さまざまな音楽を経験する。卒業後専属サックスインストラクターとして楽器店に勤務。その後独立し、本格的に演奏活動を始める。現在は関西を中心に活躍している。同フェスにも過去6回出演している。小柳さんは大阪府寝屋川市出身。関西を代表するジャズボーカリストとして活躍、「高槻ジャズストリート」などでも有名。同フェスには過去3回、「ザ・グローバルジャズオーケストラ」などで出演している。

　西村さんは「湖岸で繰り広げられる大津ジャズフェスは文字通り『世界一美しいジャズフェス』。関西で活躍するスペシャルなメンバーがそろった。ジャズフェスを演奏で盛り上げていけるようプレイベントでも頑張りたい」と抱負を語る。小柳さんは「ジャズを好きになってもらえるように、ジャズのすてきな世界を感じていただけるように、心を込めて歌いたい」と笑顔を見せる。

　17時30分開場、18時30分開演。入場無料。