NHK大津放送局（大津市打出浜3）は10月4日・5日の2日間、放送会館を一般公開する体験型イベント「QPふれあいひろば～きて！みて！体験NHK～」を開催する。

　開催は3年ぶり。今回は「環境こだわり放送局」として環境を主なテーマに「かんがえよう！環境コーナー」「やってみよう！放送体験コーナー」など4つのコーナーでの体験型イベントや、キャラクターが登場するステージショーを行う。

　環境コーナーでは、温暖化と家庭での心がけや取り組みについて考える三択形式クイズ「地球温暖化って何？」、どんぐりに見立てたボールをエコマークのポケットに入れてどんぐりの森を増やしていく「どんぐりころころスマートゲーム」のほか、ペットボトルを再利用したガーデニングポット作り「ペットボトルで作ってみよう！」を実施。

　同コーナーでは、滋賀県出身で人と自然の関わりをテーマに地元琵琶湖を取り巻く風景や生物を撮影する写真家 今森光彦さんの作品を展示する「環境写真展」も併設し、子どもたちが環境問題を学ぶきっかけを提供する。

　放送体験コーナーでは、放送スタジオの模擬セットを使用してキャスター・カメラマン・スイッチャーなどの仕事を体験する「スタジオ体験」や、「おうみ発610」のセットでキャスターと一緒に記念撮影する「610記念撮影」を行うほか、放送で使用している中継車内部の見学、カメラ操作が体験できる「中継車公開」などで、同放送局を身近に感じてもらえるよう演出を図る。

　そのほか、「おしりかじり虫・どーもくん撮影会」、ステージショー「どーもくん防災劇場」「ストレッチマンと歌って遊ぼう」、「滋賀の名産品販売」など。

　同編成企画担当の手塚副部長は「環境問題に関心を持ってもらうのと同時に、子どもたちにNHKって面白い」と感じてもらえれば。同局の三原局長は「今回のようなイベントを通じて放送以外でも地域に貢献し、明るい未来へともに歩んで行くために地域活性化の拠点になりたい」と意欲をみせる。

　開催時間は10時～16時。