Bリーグ1部の「滋賀レイクスターズ」は7月16日、チャールズ・ローズ選手との契約を発表した。同時に、アレン・ダーラム選手との契約満了も発表した。

滋賀のB1残留に貢献したダーラム選手

　ローズ選手は1985（昭和60）年6月25日、アメリカ生まれ。身長203センチ、体重109キロ。ポジションはパワーフォワード、センター。主に韓国リーグでプレーし、韓国KBLオールスターに2度出場している。フィリピン、トルコでも活躍した。

　滋賀のショーン･デニスヘッドコーチは「ローズ選手は非常に万能なフォワード型の選手。試合中は多くのミスマッチのシチュエーションを生み出してくれと思う。彼のインサイドとアウトサイドの両方から打てるシュート力は、相手チームの脅威となるだろう。デフェンス力もあり、ブロックショットにとても優れている。我々の得点力を上げるためにも、ローズ選手のリバウンド能力から早いバスケへと運んでいけるのも楽しみ」と期待を寄せる。

　滋賀の西村大介社長は「ローズ選手はオフェンス・ディフェンス共にハイレベルな能力を持つオールラウンダー。昨シーズン、所属していたKBL（韓国）のクラブでは、シーズン途中の移籍加入ながらもファイナル進出に貢献している。PBA（フィリピン）では最優秀外国人選手を受賞したこともあり、ローズ選手の能力と経験が滋賀レイクスターズを、もう一段高いレベルへ引き上げてくれることを期待している」と話す。

　ローズ選手は「レイクスの一員として全身全霊を懸けて戦えることにとても喜びを感じている。皆さまに会えるのを楽しみしている」とコメントした。

　ダーラム選手は昨シーズン途中で滋賀に加入。18試合に出場し、平均22.3得点、平均リバウンド13.2、平均アシスト4.5と活躍し、滋賀のB1残留に貢献した。ダーラム選手は16日、Bリーグ自由交渉選手リストに公示された。