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滋賀レイクスターズ新体制発表記者会見 5人が常に打ち続けるバスケットを

毎年恒例の参加者全員の記念撮影

毎年恒例の参加者全員の記念撮影

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 滋賀レイクスターズの新体制発表記者会見が8月24日、滋賀ダイハツ販売栗東店ショールーム(栗東市大橋)で開催された。

伊藤大司選手がハーフコートチャレンジに成功すると、負けじとボールを投げるデニスヘッドコーチ

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 日本代表に選出されたシェーファーアヴィ幸樹選手を除く11選手と7人のスタッフが参加。一般公開の記者会見で、約130人が来場し、新チーム発表を見守った。

 滋賀の西村大介社長は「毎年この時期だけ期待させていたが、今年こそ、本当に期待してほしい」と話した。今年で3シーズン目となるショーン・デニスヘッドコーチは「今年はワクワクしている。今シーズン求めているのはコート上の5人が常に打ち続けるバスケット。昨シーズンはBリーグ1部の残留争いをしたが、今シーズンはチャンピオンシップ出場を目指して戦っていきたい」と意気込みを見せた。

 新加入選手については、「若いポイントガードの選手も加入し、ポイントガードだけでなく、どのポジションも強いチーム作りができた。練習をして感じたのは、チームのまとまりの強さ。シーズン中に壁に当たっても、このチームなら乗り越えていけると信じている」と話した。

 デニスヘッドコーチは、一般参加の子どもから戦術について質問されると「アタック、アタック、アタック」と答え、「アタックすることで選手だけでなく見ている皆さんも楽しめるバスケットができる」と話した。

 今年3月に加入したヘンリー・ウォーカー選手は昨シーズン終了後、5月に契約更新を発表。更新を決めた理由を聞かれ、「大きな理由は、コーチと皆さんからのサポートがあったから。コーチから多くのことを学べる。日本のレベルは自分のスキルを見せるのにいいと感じた」と答えた。

 新加入のチャールズ・ローズ選手は「日本でプレーできることをうれしく思う。自分の強みは中と外の両方でプレーできること。今シーズンは楽しいシーズンになると思う」と話した。

 今季もキャプテンを務める狩野祐介選手は「もっと得点を取ってチームに貢献したい」。佐藤卓磨選手は「どんどん中に切り込んで自分の得点を狙うのはもちろん、いいシューターといいフィニッシャーがたくさんいるので、アシストの面でも貢献したい。この一年間ずっと外のシュートを練習してきた。今シーズンはコーチに3ポイントシュート禁止令を出されないように、オープンからシュートを打っていきたい」と意気込みを見せた。昨シーズン、特別指定選手契約として加入した中村功平選手は「昨シーズンはフリースローの確率が低かったのが反省点。今シーズンはリングにアタックしてフリースローをもらって、100%の確率で決められるようにしたい」と話した。

 伊藤大司選手は「今シーズンは若い選手」と言ってから、齋藤選手を見て「若くて小さい選手」と言い直し、笑いを誘う場面も。「オフコートで若い選手たちをまとめて、チャンピオンシップ出場を目指す」と意気込みを見せた。

 川崎ブレイブサンダースから移籍した谷口光貴選手は「チームの仲が良くてコミュニケーションが取れている。若くて活気があってにぎやか。このチームで戦えるのを楽しみにしている」と話した。

 アルバルク東京から期限付き移籍した齋藤拓実選手は「若い選手は日本代表の時に一緒で、もともと仲良くしていた選手も多く、先輩方は気に掛けてくれる優しい先輩しかいない」と伊藤選手を見て話し、仲の良さをアピールした。

 記者会見の後は守山市民体育館(守山市三宅町)で公開練習が行われ、約300人のファンが来場。大津市から来た女性は「先月の公開練習も見たが、そのときよりチームがまとまっている。外国籍選手2人の仲も良いみたいで、チームの雰囲気がいい。今年は期待している」と話した。神奈川県から来た女性は「谷口選手のファンで、公開練習を見るために初めて滋賀県に来た。シーズンが始まったら、また応援に来たい」と話した。

 滋賀のホーム開幕戦は10月12日・13日。6月に新設された「YMITアリーナ」(草津市野村)で開催される。

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