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大津の叶匠壽庵1000本の梅の花が見頃 限定の梅パフェやあんみつも

見頃を迎えた寿長生の郷の梅の花

見頃を迎えた寿長生の郷の梅の花

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 叶匠壽庵(かのうしょうじゅあん)寿長生(すない)の郷(大津市大石龍門)の梅の花が見頃を迎えた。

梅の開花に合わせて提供する「梅パフェ」(990円)

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 叶匠壽庵は1958(昭和33)年創業の和菓子店。同施設は1985(昭和60)年、6万3000坪の山に菓子工場、農園と共にレストランや売店をオープンした。城州白梅(じょうしゅうはくばい)などの梅の木を約1000本植え、和菓子の材料にしている。

 約5500坪の梅林には城州白梅のほか、赤い実を付ける露茜(つゆあかね)や小梅などの白い花が咲く白梅と、千鳥紅梅、紅千鳥などのピンク色の花が咲く紅梅の9品種の梅の木が植えられている。今年は暖冬の影響で例年より3週間ほど早く、2月12日に開花し、25日に九分咲きとなった。3月1日ごろに満開になると予想される。

 梅の開花に合わせて、同施設内の囲炉裏茶房で「梅パフェ」(990円)と「梅桜(はな)あんみつ」(770円)を提供する。梅パフェは梅林で採れた城州白梅のソースに合わせて、ヨーグルトアイス、日向夏のゼリーなど酸味のある食材に、スモモと梅を掛け合わせた露茜の赤い実と、梅ゼリーの「標野(しめの)」をのせて彩りよく仕上げた。梅花あんみつは梅味の寒天と桜の葉入りの白玉に梅シロップをかけて食べる。餡(あん)の甘みと梅の酸味が特徴。商品開発の担当者は「素材の味を生かした。梅のおいしさを味わってほしい」と話す。

 営業時間は10時~17時。囲炉裏茶房の営業は16時15分まで。梅パフェと梅花あんみつの提供は3月15日まで。今年は「梅まつり」を実施せず、通常営業となる。

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