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びわ湖の日に大津の和菓子店と西川貴教さんコラボ水ようかん もなかに西川さん

「水羊羹 西川貴教Ver.」(もなか種付き)

「水羊羹 西川貴教Ver.」(もなか種付き)

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 和菓子店「叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)」(大津市大石龍門)が「びわ湖の日」の7月1日、滋賀県出身の歌手西川貴教さんとのコラボ商品「水羊羹(ようかん)西川貴教Ver.」の販売を始める。

「水羊羹 西川貴教Ver.」(和紅茶蜜付き)

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 2021年10月に発売した「西川餅」に続く第2弾で、西川さんの「滋賀ふるさと観光大使として滋賀県産の素材を使いたいという強い思い」を反映して県産食材を使ったトッピング2種類を添えた特別仕様の水ようかんを販売する。

 トッピングはもなか種と和紅茶蜜の2種類。滋賀県産のもち米を使ったもなかには西川さんのイラストがプリントしてあり、びわ湖花火大会をイメージした絵柄と、絵柄がシークレットの「レア絵柄」の2パターンを用意した。水ようかんをもなかにのせて食べる。

 和紅茶蜜は、無農薬で栽培した「かたぎ古香園」(甲賀市)の和紅茶を蜜にした。水ようかんの甘さに紅茶の渋みが交わり、「水ようかんの新しい食べ方」を提案しているという。蜜は西川さんのイラストが描かれたポチ袋に入っている。

 西川さんは「叶 匠壽庵寿長生の郷(すないのさと)に初めて伺ったのは2019年7月1日。7月1日は、琵琶湖への思いを共有し、環境を守る取り組みを行うびわ湖の日で、これまで琵琶湖一斉清掃などに参加してきた。そんな象徴的な日に、僕が大好きな水ようかんに、琵琶湖や地域活性の思いを乗せて、滋賀県産にこだわったオリジナルのトッピングを付けた『水羊羹西川貴教Ver.』の販売を開始することになった」と話す。

 水ようかんの容器を竹の形から麻の葉をイメージしたものに変更し、プラスチックの原料である樹脂の使用量を82%削減した。西川さんは「容器も環境を考えた形にリニューアルされ、きれいに器に盛れるところも気に入っている」とも。売上金の一部を琵琶湖の環境保全のための「滋賀応援寄附(きふ)」へ寄付する。

 叶 匠壽庵の池田典子さんは「水ようかんに合うトッピングを検討し、試食を何度も重ね、納得のいくものが出来上がった。寄付することで、美しい琵琶湖を守る一助となることを願っている」と話す。

 価格は、もなか種付き=1,404円、和紅茶蜜付き=1,188円。寿長生の郷、長等総本店、草津店、長浜黒壁店、平和堂石山店のほか、全国の百貨店内の叶 匠壽庵店舗でも販売する。販売期間は8月末までを予定。

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