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「レイクス・スポーツファンド」助成対象者募集-大会や普及活動支援

「レイクスマガジン」と「レイクス・スポーツファンド」パンフレットを持ち助成応募と寄付を呼びかける釜渕さん

「レイクスマガジン」と「レイクス・スポーツファンド」パンフレットを持ち助成応募と寄付を呼びかける釜渕さん

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 公益財団法人滋賀レイクスターズ(大津市におの浜4)が運営する「レイクス・スポーツファンド」は2013年度助成対象者の募集を行っている。2012年度は31件(個人8件、団体7件、大会16件)を助成しており、スポーツ少年団の大会から世界チャンピオンまで幅広く支援している。

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 対象は県内在住か県内に拠点を置く個人や団体、大会の主催者。2013年4月~2014年3月に行う競技の普及活動や強化選手の遠征、スポーツ大会の運営などの活動が対象となる。年間15~30件に対して、1件あたり20万円を上限に助成する。募集期間は12月31日まで。助成申請書や活動実績・計画書など必要書類を提出する。申請書はホームページからダウンロードできる。

 助成対象の個人、団体の活動は同ファンドが発行する「レイクスマガジン」でもリポートを紹介する。

 同ファンドでは地域スポーツの振興のほか、滋賀からトップアスリートを輩出することも目的としている。今年ロンドン五輪に出場した女子棒高跳びの我孫子智美選手(草津市出身)も同ファンドで競技生活のサポートを受ける一人だ。「女子棒高跳びで日本一の選手が大学を卒業すると所属先がないのが今の日本の状況。競技を続けたことが五輪出場へつながった。我孫子選手のように素晴らしい才能を持つ選手が競技を諦めずに続けられる環境を地域でつくりたい」と同財団理事長で滋賀レイクスターズ代表の坂井信介さんは熱く語る。デフ・ハンマー投げ世界チャンピオンの森本真敏選手(竜王町出身)や女子フィギュアスケート日本スケート連盟強化B選手の安原綾菜選手(草津市出身)も同ファンドの支援を受け世界を目指す。

 「スポーツ選手、スポーツ振興の受け皿として機能してきた企業が疲弊し廃部や休部が相次ぐ中、地域でスポーツを後押しする存在が必要。県民の皆さんに広く呼び掛けみんなで地域スポーツを応援するための仕組み、装置が『レイクス・スポーツファンド』なんです」と同財団評議員の釜渕俊彦さんは呼び掛ける。

 同ファンドではさらなる地域スポーツの振興を進めるため法人、個人からの寄付も募集している。寄付者には「レイクスマガジン」の送付など特典も用意する。詳しくはホームページで確認できる。

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