大津で「狂言再発見」-狂言上演、関西文化発信フォーラムの一環で

狂言「悪坊」の1シーン

狂言「悪坊」の1シーン

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 大津市伝統芸能会館(大津市園城寺町246)で6月22日、関西元気文化圏推進フォーラム「狂言再発見~おもしろさとむつかしさ~」が開催される。

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 関西元気文化圏は「関西地域における文化活動の充実や関西から文化を発信し、社会を元気にする」ことを目的とする官民組織。関西2府4県に三重県、福井県、徳島県、鳥取県の4県が参加している。2013年度より「文化芸術の再発見」を統一テーマに各地で「関西元気文化圏推進フォーラム」の開催を企画、同フォーラムはその第1弾となる。

 当日は3部構成で最初に狂言「悪坊」が上演される。出演は大蔵流狂言師茂山逸平さん、丸山やすしさん、井口竜也さんほか。その後、羽田昶さん(武蔵野大学客員教授)による基調講演「狂言、よき人のよき笑い」が行われ、最後に羽田さん、茂山さん、亀岡典子さん(産経新聞文化部編集委員)、井上由理子さん(文筆家・白拍子舞人)によるパネルディスカッションが行われる。コーディネーターを天野文雄さん(文化庁関西分室長)が務める。

 事務局を務める文化・経済フォーラム滋賀の豊田博さんは「狂言の奥深い世界をぜひ体験していただきたい。フォーラム終了後には参加費(非会員500円)が必要だがアフタートークイベントも開催する。たっぷりと狂言や伝統芸能に触れて楽しんでいただける機会」と参加を呼びかける。

 入場無料。参加には申し込みが必要(6月3日まで)。問い合わせは文化・経済フォーラム滋賀(TEL 077-522-8369)まで。

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