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西武大津で「滋賀のええもんうまいもん祭り」-40社出展、地酒フェアも

実演販売のブースでは作りたてを味わうことができる

実演販売のブースでは作りたてを味わうことができる

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 滋賀県の特産品を集めた「滋賀のええもんうまいもん祭り」が10月9日、西武大津店(大津市におの浜2、TEL 077-521-0111)6階催事場で始まった。主催は滋賀の観光と物産の事業を展開する公益社団法人「びわこビジターズビューロー」。

滋賀のええもん

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 今回が9回目となる同イベント。期間中、初登場7社を含む食品関係33社、民工芸6社、計40社が出展し、滋賀の味覚、技工を紹介し販売する。「地酒フェア」も同時開催し、35の蔵元が出展する。

 初登場の注目商品は、洋菓子工房エスヴェール(草津市)の「かぼちゃのロール」(1,260円)、クラブハリエ・ジュブリルタン(彦根市)の「りんごのクルスティアン」(263円)、佐知’s pocket(大津市)の「キャラメルシフォンケーキ」(一台791円~)、しゅうぼう本舗(大津市)の「近江牛餃子(ギョーザ)」(15個入り1,050円)、工房 細井袋物の帆布に革と刺しゅうをあしらった「斜め掛け袋」(1万1,970円)。

 ブース内でパン作りを実演するクラブハリエ・ジュブリルタンの小金井利嗣シェフは「実演の機械も県内の戸倉商事が提供してくれた。作業にてんてこ舞いだが初出店で張り切っている」と笑顔で話す。種類豊富に陳列された焼きたてのパンの前には多くの人が立ち止まり買い求めていた。佐知’s pocketは県産小麦を使っているためスコーンも柔らかく仕上がる。総菜にも一切添加物は使わず、「1人分の真空パックが喜ばれている」という。竜王ふなずし工房の辻澤孝行さんは「びわ湖で捕れた天然のニゴロブナを使っており、コシヒカリの米も作っている」と胸を張る。

 期間中、来場客が気に入った商品に投票する「滋賀のええもんコンクール」も同時開催。投票者の中から抽選で各社1人に「滋賀のええもん」が当たるほか、日替わりでご当地ゆるキャラも登場し、イベントを盛り上げる。今月12日14時からは、同フロアのテラスに「ひこにゃん」(彦根市)が登場する。

 同店販促担当の藤井直子さんは「当展は北海道展に次ぐ人気2位の催事で滋賀の特産物の人気が高まってきた。毎年、大津祭に合わせて開いており、県内外から多数の来店があり、お土産にも役立てていただいている。滋賀のおすすめスポットなども西武大津店全体でPRしている」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月14日まで。

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