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大津で伝統野菜「近江かぶら」の料理教室-「よみがえりのレシピ」上映記念

採れたての「近江かぶら」

採れたての「近江かぶら」

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 明日都浜大津(大津市浜大津)2階のキットココ彩菜庵で1月20日、「滋賀ベジでクッキング『野菜ソムリエの伝統野菜教室』大津伝統野菜 近江かぶら編」が開かれる。

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 主催は野菜ソムリエ滋賀「バナナハート」。貴重な地域資源として見直されている在来作物の継承を通じて、地域社会の人の絆を深めることを描いた映画「よみがえりのレシピ」が滋賀で上映される記念に開かれる。同作に共感した同団体は、昨年から滋賀県の伝統野菜を中心に近畿・関東へ向けてPRイベントを企画・実施。県内では彦根を中心に大学生への食育活動、マルシェ出店、レシピ開発などを手掛ける。

 2回目となる同教室では、「幻のかぶら」とも言われる「近江かぶら」を扱う。同食材は、京野菜として有名な「聖護院かぶら」の祖とも言われている伝統を持ちながら、生産量が少ないため一般には流通していない。県外からの居住者も多い大津市の住民に向けて、歴史ある地域の野菜を知ってもらうのが目的。当日は、他の品種の食べ比べなどが体験できる「野菜教室」と、4品のもてなし料理を作る「料理教室」をセットで行う。

 すみくらさきこさんが担当する「料理教室」のレシピは、タルト、チキンロール、リ・オレなど。「野菜教室」を担当するたちばななおこさんは「多くの方に『近江かぶら』を知ってほしい。今回は実物に触れて食べていただける貴重な機会。気軽に『地域のお野菜』を味わいに来ていただければ」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は11時~13時30分。参加費は3,000円(材料費込み)。申し込みはブログからメールで受け付ける。次回は2月10日(11時~13時)の開催で「伊吹大根」を扱う。

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