浜大津でお笑いグランプリ-優勝は「ぱぱとはる」、6歳の娘と共演

写真=グランプリに輝いた「ぱぱとはる」。左から6歳になる福岡はるちゃんと父 亮二さん。

写真=グランプリに輝いた「ぱぱとはる」。左から6歳になる福岡はるちゃんと父 亮二さん。

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 スカイプラザ浜大津(大津市浜大津1)で1月24日、「第4回浜大津お笑いグランプリ」が開催された。

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 同グランプリは、本庄プロモート(大阪市北区)が「滋賀のお笑い文化の発信基地として盛り上げたい」(企画の本庄強さん)と2007年より開催し、プロ・アマ問わず出場できるもの。自分たちの持ちネタを制限時間3分で披露し、関係者審査と観客による審査で順位を決定する。今回は関係者審査員に今年3月より開局する「えふえむ草津」の酒井恵美子社長やびわ湖大津経済新聞の編集部が参加した。

 今回も地元滋賀のほか、大阪や名古屋などから計29組が参加した。前回優勝で地元滋賀出身の「エンジニア」が司会を務める中、参加した出場者たちの熱い戦いが繰り広げられ、訪れた約50人の観客の笑いで盛り上がった。

 審査の結果、優勝したのは6歳になる娘と親子漫才を繰り広げた「ぱぱとはる」に決定。2位には大阪出身の「ハイアンドロウ」、3位に「3時にカブトムシ」が選ばれ、それぞれに賞状・賞金・テレビ出演権が贈られた。

 優勝した「ぱぱとはる」は、漫才経験のある福岡亮治さんが「多面的に何でもできる子に育てたい」と「3年ほど前からネタを教えた始めたことがきっかけ」で結成。今では3本ほどのネタができるようになり「3歳の弟もそれに続いている」(同)と話し、「昨年はM‐1にも出場したが2回戦で敗退し娘が一番悔しがり、今年のM‐1の前哨戦でリベンジする大会を探していた」(同)と出場を決意した。優勝について、はるちゃんは「生まれてきた中で一番うれしい」と小さな体で喜びを爆発させた。会場で見守っていた母の史恵さんも「信じられない。はるもすごく喜んでいて本当にうれしい」と喜びを語った。

 2位のハイアンドロウは「まだコンビを組んで5カ月足らずだったが優勝を狙っていたので非常に悔しい。この結果を励みに上を目指したい」と話し、3位に入った3時にカブトムシは「初めての表彰台でうれしい。次回は優勝を目指したい」と意気込みを語った。

 本庄さんは「浜大津で4回目の開催とあってアマチュアも参加するが、全体的にレベルも上がってきている。今後も滋賀県のために地域企業やメディアと一緒に盛り上げていきたい」と今後に期待を寄せる。

 上位入賞者は今月27日、びわ湖放送「びびドキ!!」(17時45~18時50分)に出演する。次回の開催は今年8月を予定。

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