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守山で「ふるさと物語」語り部の会ー民話・里唄・昔遊びで地域愛を育む

「100日通ったら結婚してやる」と言う力士「八荒」に会いに今浜からびわ湖をたるで渡って白鬚神社まで99日通ったお満を弔う「お満灯籠」

「100日通ったら結婚してやる」と言う力士「八荒」に会いに今浜からびわ湖をたるで渡って白鬚神社まで99日通ったお満を弔う「お満灯籠」

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 おうみのふるさと物語プロジェクトは、11月17日、中山道街道文化交流館「筆忠(ふでちゅう)」(守山市守山1、TEL 050-5516-7991)で「ふるさと物語(語り部の会)」を開催し、野洲川下流域周辺に伝わる民話や里唄、昔遊びを紹介する。

県内に唯一残る中山道・守山市今宿の一里塚

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 民話は「お満灯籠(とうろう)」「ゆうれいつぼ」 「河童(がわ)太郎物語」の3話。里唄は「蛍」「新庄来い」「なむあみだぶつ」「子守唄」「正月になったれば」「たにしのうた」「大波小波」「亥の子」「杭打ち歌」「臼すりうた」の10曲。交流として昔遊び「コマ回し」「おはじき」「お手玉」「折り紙」を体験する。

 民話や里唄は地域住民などの手で記念碑が建立されたりしているが、「河童太郎物語」に出てくる「河童が縛り付けられた」と言われる切り株など現物が残っていることもある。

 同プロジェクトのリーダーの山本一男さんは「地元への愛着心・地域愛育むために地域のこと知っていただきたい。地域への誇りを感じてほしい。それがまちおこしにつながる。住んでいた人達の思い、野洲川の恵みを受け、水災なども乗り越えて生きてきた人々を知り、街を大切にしていきたいという思いになっていただければ」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時~12時。参加無料。参加対象は野洲市・守山市周辺在住で孫・ひ孫と参加できる家族。問い合わせ・参加申し込みは、ホームページから受け付ける。

 同日、守山宿では毎月17日に開催する「一七(いいな)めぐり」も行われ、「いぃな寄席」にはお笑い芸人のファミリーレストランとスマイルが出演し、ファミリーレストランによる「いぃなめぐりツアー」も展開する。

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