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琵琶湖博物館レストランリニューアルで「びわ湖カレー」 地元の高校生と開発

ご飯で琵琶湖の形を再現し、博物館のある場所に旗を立てた「びわ湖カレー」

ご飯で琵琶湖の形を再現し、博物館のある場所に旗を立てた「びわ湖カレー」

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 琵琶湖博物館(草津市下物町)のミュージアムレストラン「にほのうみ」で4月2日、「びわ湖カレー」の提供が始まる。

開発に関わった湖南農業高校の学生(関連画像)

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 同博物館は現在、2期リニューアル中で、「見える・伝わる・広がる参加と交流」をテーマに、おとなのディスカバリー、樹冠(じゅかん)トレイル、交流・休憩ゾーンの新設と、ディスカバリールーム、レストラン・ショップ、企画展示室の改装を行っている。

 昨年末から改装工事を行っていた同レストランがリニューアルオープンするのに合わせて、新メニューを開発。博物館のリニューアルチームとレストラン、湖南農業高校(草津市草津町)が協力して「びわ湖カレー」(1080円)を作った。

 同レストランの平井芳章さんは「琵琶湖らしさを出したメニューを考え、精巧な型を作ってもらい、ご飯で琵琶湖を忠実に再現した。地元産の愛彩菜(あいさいな)や近江米を使っている。湖南農業高校の学生が作ったマーマレードのおかげで、甘みがあり、お子さんも食べられるカレーに仕上がった」と話す。

 同高校食品科2年食品交流班の筒井幸弥さんは「琵琶湖博物館からオリジナルのカレー作りのオファーを受け、学校で作っている8種類のジャムとみそを入れて試してみた。その中でマーマレードが一番合っていた。入れすぎると苦味が残るので、量が難しかった」と開発の経緯を話した。

 同班の岸田那古都さんは「食べた時に夏みかんの皮が入っていて、自分たちの作ったマーマレードが入っていると実感した」と話した。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館、4月2日は開館。常設展示の観覧料は、大人=750円、高校・大学生=400円、中学生以下無料。レストランは入場無料。

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