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「剛腕アイドル・京佳があなたの思い出を握りつぶします」 滋賀のベンチャー企業が開発

「剛腕アイドル」こと、夢みるアドレセンスの京佳さん

「剛腕アイドル」こと、夢みるアドレセンスの京佳さん

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 7 人組アイドルグループの「夢みるアドレセンス」の京佳さんが3月4日、AKIBAカルチャーズZONE(東京都千代田区外神田1)で「剛腕アイドル」として握手会を開催する。立命館大学発ベンチャー企業の「人機一体」(草津市野路東)と freee(東京都品川区)の共同企画。

スチール缶を軽々と握りつぶす京佳さん(関連画像)

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 2017 年 11 月 24 日にグランフロント大阪で開催された「PREMIUM FREEE DAY(プレミアム・フリーデー)」において、京佳さんが人の指の力を 1000倍にする「パワーエフェクタ ver.2」を装着し、「剛腕アイドル」として握手会を開くことを発表した。

 「PREMIUM FREEE DAY」は、クラウド会計ソフトの「freee」を導入することで「フリーになった時間」を使って「発想がフリーなアイデア」を考え実現する企画プロジェクト。

 京佳さんは「パワーエフェクタ ver.2」を装着してスチール缶を軽々とつぶした。握手会では、参加者が持参した「忘れたい思い出」を京佳さんが握りつぶす予定という。

 「パワーエフェクタ ver.2」を開発した「人機一体」の金岡克弥社長は「私たちが作っているのは、人の身体能力を拡張するロボット。小柄でかわいい女性がパワフルな力を発揮するギャップで、人の心をわしづかみにするアイドルが誕生した」と話す。

 「人工知能を持ち、自ら動くロボットではなく、人が操るロボットを開発しているのは、人間の潜在能力を発展させ、人間がどこまですごいかを確かめたいから。人間の脳はもっとできるが、体によって制約されている。その制約を機械によって取り払うことで、能力を発揮できるようになる。それは、新しい進化の形だと思う」とも。

 金岡さんが目指しているのは、「人が身体的な苦役から解放される社会」。「MMSEBattroid ver.0.2」は操縦装置とロボットが別のマスタスレーブ式操縦方法で、遠隔操作できるロボットで、人の判断や感覚が必要な作業が可能になるという。

 「危険な場所で苦しい思いをして働いている人を肉体的苦役から解放できる。ロボット操作自体が楽しめるエンターテインメントになれば、仕事が苦役から楽しみになる。ロボットが人の仕事を奪うのではなく、人が能力を最大限発揮することで生産性が上がり、ビジネスが発展するというような明るい方向へ持っていきたい」と金岡さん。

 「当企画を通じて、人間が機械を一つの能力として取り込む未来を実感してもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 握手会の開催時間は10時開始予定。参加方法は夢みるアドレセンスホームページで確認できる。

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