草津市のCMが、沖縄国際映画祭が「地元の食文化」をテーマに募集する地元CMコンペに滋賀県代表として選ばれた。3月に同映画祭で上映されるファイナル選出を目指す同市は現在、2月4日から始まったウェブ投票と視聴を呼び掛けている。
選ばれたCMは、沖縄を除く都道府県46作品 と 沖縄の市町村41作品の合計87作品。そのうち沖縄以外5作品・沖縄5作品がファイナルに選出される。
同市は、魅力を全国発信するシティーセールスの一環として、特産野菜「愛彩菜」をモチーフに「くさつ三彩菜の歌」をCMソングにしたCMを制作した。出演者は、橋川渉(わたる)市長、草津市ゆかりの著名人「KUSATSU BOOSTERS」のファミリーレストラン(よしもと・住みます芸人)、フリルフルール(アイドル)、GINLALA、農家、JAあおばな館・みずの森・消防団・子育て支援センター・企画調整課の職員、大路幼稚園・第6保育所の職員・児童、たび丸・あおばなちゃん(ゆるキャラ)など総勢約200人。制作期間は約3カ月で、市内各地で撮影された。市長の出演は全国初。
アイデア発案者で草津市企画調整課参事の大塚勝樹さんは「草津市はグランプリを目指しているが、現在、1万回以上笑ってもらっており、1位通過を目指している。グランプリ作品は地上波で放送され、滋賀県の絶好のPRになるので、多数の視聴と投票をお願いしたい」と呼び掛ける。
投票方法は、同サイトの「笑いボタン」をクリック。同時に視聴数もカウントされる。審査基準は、投票数、視聴数、同映画祭事務局の審査員による審査の総評。投票締め切りは2月24日。