異業種交流会「LOBBY」、滋賀で初開催-50人超が交流楽しむ

食事しながら交流を楽しむ参加者ら

食事しながら交流を楽しむ参加者ら

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 クリエーティブ集団「CEMENT PRODUCE DESIGN」(大阪市)が主催する異業種交流会「滋賀LOBBY(ロビー)」が3月14日、滋賀県で初開催され定員を上回る50人が集まり交流した。

終了後にはみんなで記念写真撮影も

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 同イベントのコンセプトは「友達の友達と友達になる」。大阪で始まり10年以上続いている。開催回数は100回を超える。通常は毎月月末に同社が経営するカフェを会場に開催されているが、地域プロジェクトとコラボしての開催も多く新潟でも2回目が企画されているほか、福井での開催も予定されている。今回は滋賀県中小企業家同友会東近江支部、NPO法人「滋賀県社会就労事業振興センター」が主催する「まちなかB.A.P」の一環として開かれた。

 参加者は「まちなかB.A.P」出展者の福祉作業所関係者や同友会会員企業のほか、クリエーターなどさまざま。満席の会場は熱気に包まれた。乾杯の音頭は同社代表の金谷勉さんが取った。会場の尾賀商店すいらん(近江八幡市)は地元産の野菜や滋賀ならではの食材を使った料理で定評のある店。この日もふなの煮付けやえび豆、赤こんにゃくのすしなどユニークな料理をつまみながら参加者は交流を楽しんだ。

 金谷さんは「『LOBBY』の魅力は縦・横だけではない斜めの人間関係。参加者も製造業の人、クリエーター、学生や企業の人など多種多様。普段交流のない人々の中からいろいろなことが始まればいいなという『人と人をつなぐ』場。なんせ社名が『セメント』なので」とほほ笑みながら思いを語る。東日本大震災以降、大阪・東京での自社主催イベントの売り上げは義援金として寄付している。滋賀での開催の印象については「滋賀はとにかく女性が元気」とも。

 草津から参加した中原真紀さんは「普段の交流は同じ業界の人が中心。日頃関わることのなかなかない人々と交流できる場は刺激になる。今後の自分の活動の参考になる」と笑顔で感想を述べた。

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