守山市民ホール(守山市三宅町)で4月27日、イングリッシュ・ガーデン・パーティーと題し、ハーブ研究家・ベニシア・スタンリー・スミスさんの講演会とグリーンガーデンマーケットが開かれる。
ベニシアさんは1950(昭和25)年、イギリス貴族の家に誕生。19歳でインドを旅し、1971(昭和46)年に来日し、1978(昭和53)年より京都で英会話学校を始め、現在の「ベニシアインターナショナル」となる。1996年には、大原にある築100年の古民家へ移住。ハーブを使った手作りの暮らしや、古民家でのライフスタイル、自然と共生した生き方が注目を集めている。
当日は、同ホール前の芝生を中心にハーブなどをあしらったガーデンを作り、滋賀、京都・大原から集まった野菜やスイーツ、手作りアクセサリーや雑貨など約80の店舗が出店。「おなかを満たしてほしい」というベニシアさんの希望に沿ったランチボックスや軽食の販売も行う。高島紡の布を使ってこいのぼりを制作するワークショップ「大空とびわ湖を泳ぐこいのぼり大作戦」も。
主催のブルーベリーフィールズ紀伊國屋社長で実行委員長の岩田康子さんは「京都の田舎にある美しい自然と穏やかな暮らし、そして環境への配慮を伝えるベニシアさんにびわ湖を擁する滋賀に来ていただき、子どもたちの笑い声が響く未来を作っていくために学び、楽しみ、励まし合う1日にしたい」と意欲を見せる。
開催時間は、マーケット=10時15分~13時30分、ベニシアさんのDVD上映と講演=13時~16時15分。チケット料金は2,200円(前売り2,000円)。チケット購入など詳しくは同社のホームページで確認できる。