
あまが池プラザ(守山市勝部1)で7月26日、「守山夏まつり」会場で恒例のお化け屋敷が開催される。
タイトルは「甲賀忍術 二十一家」。滋賀にまつわるストーリー展開で、参加者は忍者となって「最恐(さいきょう)」ミッションをクリアする内容。お化けに扮(ふん)するのは守山市でラジオ体操の普及などのボランティア活動をする「Team Mega」のメンバー。お化け屋敷の美術造作は、NPO「ものづくりネット」が手掛ける。
同夏祭りは今月5日にも開かれ、延べ4500人が来場。17時からのお化け屋敷には2時間で200人以上が訪れ、子どもたちが列をなして入場を待つなど好評を博していた。スタッフの染田亮子さんは「貞子」に扮し、入り口で手招き。「何人の人と握手したか分からない。お化けになるのは気分転換にいい。本当に『あっちの世界』にいるみたい」と話していた。並びながら屋敷の様子覗き見ていた子どもたちは、入るなり恐がって泣いてしまったり、リタイヤする子ども、恐る恐るハイタッチしたり、『貞子がんばれ』と労をねぎらう子どももいた。
収益の一部は岩手県石巻市の大槌小学校の金管バンドヘ寄付している。「Team mega」代表の村田和也さんは「子どもたちから集めたお金をまた子どもヘとつなぎ、喜んでいただけることがうれしい。いつか演奏が聞けたら」と話す。
当日会場前では、お化けや忍者メーク体験、ネイル、オバケフードの出店も予定する。要請が多いため、出張オバケ屋敷にも対応するという。村田さんは「真剣に怖がり、どれだけの悲鳴が聞けるか期待している。新しい衣装も用意した」と意気込む。
入場料は300円。開催時間は、1部=14時~16時、2部=17時~21時。