大津・滋賀の野菜や特産品を販売するイベント「近江食彩マルシェ」が11月3日、旧大津公会堂で開催される。
同会場を運営するまちづくり大津が主催し、大津市が共催する。出店するのは、主婦らによる「北比良グループ」、野菜カフェを営む「グリーンキッチン」、自然栽培の「高島ファーム」、音楽を聴かせて育て、土を使わずに水耕栽培する「マノーナファーム」、トマト農家の鯛崎隆裕さん、JAグリーン近江のほかにも10店以上。在来野菜の近江かぶらや栗原ごぼうの出品も予定する。
当日は、滋賀初の日本野菜ソムリエ協会主催のプロジェクトで、野菜の魅力を楽しく発信する「キッズ野菜ソムリエ」の任命も行われるほか、食の大切さについて考えることを目的にインド映画「スタンリーのお弁当箱」の無料上映会も開かれる。
同協会シニア野菜ソムリエで滋賀で活動する立花尚子さんは「2回目となる今回も『農と観光をつなげる』という大きなテーマはそのまま。公会堂という交流の場を通じて、マルシェ、映画、キッズ野菜ソムリエイベントで1人でも多くの方に食の交流をしていただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、マルシェ=10時~17時。入場無料。「キッズ野菜ソムリエ」育成プロジェクト=13時~14時30分。映画上映会=10時~11時40分、14時30分~16時10分。同プロジェクトは、幼稚園年長から小学6年を対象とする。参加費=3,000円で事前申込みが必要。定員30人のところ、若干名申込み可能。大津市産業観光部農林水産課(077-528-2757)まで。