守山で「サムライフ」上映会&講演会、関西初開催へ 原作者来場も

来場を呼び掛けるサムライフ滋賀実行委員長の沢田匡さん

来場を呼び掛けるサムライフ滋賀実行委員長の沢田匡さん

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 守山のあまが池プラザで2月14日「サムライフ」の自主上映会&講演会が開催される。主催はサムライフ滋賀実行委員会。

当日は上映会後にサムライフの主人公のモデルとなった長岡秀貴さんが講演を行う

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 映画の舞台となっている長野県以外では初となる同上映会。午前と午後の2部制で、上映後は原作者による講演会も行う。

 「サムライフ」は昨年ロードショー上映された青春ノンフィクション映画。実話を基に製作し、長野県上田市に在住の長岡秀貴さんが元教え子の4人と共に2004年に発足した民間教育施設「認定NPO法人 侍学園スクオーラ・今人」がモデルとなっている。

主人公は27歳の元高校教師。貯金は725円。自らの半身不随と恩師の死、周囲の反対を乗り越えて、教師になった5年後、長年の夢「学校をつくること」をかなえるために高校教師を辞め、学校設立のために奔走するストーリー。

 同企画の実行委員長を務める沢田匡さんは、同映画に登場する侍学園に実際に9カ月ほど勤めていた経歴を持つ。滋賀に戻り学園での経験を生かした活動の第一弾として今回の上映会を企画したという。

「ただ上映会を企画するのではなく、開催に向けて地域の人たちと積極的に出会い交流を深め協力を募ってきた」とも。沢田さんは「参加してくれる地域の方に、子どもたちとどう関わりたいかを考えてもらえるような機会にしたい」と意気込む。当日は関わってきた地域の人たちの「声」もパネル展示する予定。

「自分の中でやりたいことがくすぶっていたり、一歩踏み出せないと感じていたりするような方にもぜひ見て勇気をもらってほしい」と来場を呼び掛ける。

開催時間は、2月14日=10時~12時40分、14時~16時40分。定員は各回60人。入場料は、一般前売り=800円、同当日=1000円。高校生以下=500円、未就学児無料。

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