栗東芸術文化会館さきら(栗東市)で5月19日、「朝礼バトル 決勝大会」が開催される。主催は滋賀県倫理法人会。
朝礼を社員教育の場として活用し、活力ある企業づくりの参考にしてほしいとの思いから企画したという「朝礼バトル」。
同会では2011年から朝礼実演イベントを開き、企業経営に朝礼を活用する企業の「生の朝礼」を公開してきた。2013年からはイベント名を「朝礼バトル」にあらため、内容の充実を図っている。
今年は滋賀県北部と南部で行った予選を勝ち上がった8社に、昨年優勝の「ビイサイドプランニング」(草津市)を加えた県内企業9社で決勝大会を行う。
同会朝礼委員長の永田咲雄さんは「今、組織を活性化させるために朝の時間が見直されている。特に朝礼は人の頭を活性化させ、プラスの思考に変える効果がある。あいさつをはじめ朝から大きな声を出し、プラスの言葉や動作をすることで、ドンドン思考もプラスに変化していく」と話す。
「企業だけではなく教育の現場でも朝礼が注目されている」とも。「岩手県の釜石高校では、朝礼の導入により、練習の意欲が高まり、チームワークが上がり、結果、秋季大会で岩手県大会準優勝、東北大会でも健闘を見せ、20年ぶりに選抜高校野球大会(甲子園)出場を決めたことがニュースにもなった。個性的な朝礼を生でご覧いただき参考にしていただければ」と来場を呼び掛ける。
決勝大会出場企業は次の通り。「タオ」(草津市)、「エフアイ」(栗東市)、「びわ湖タイル」(栗東市)、「かがり司法書士行政書士事務所」(守山市)、「一休庵」(彦根市)、「千成亭」(彦根市)、「岩崎工業」(彦根市)、「安田工務店」(長浜市)、「ビイサイドプランニング」(草津市)。「びわ湖タイル」は家族4人で「社長の家族朝礼」として出場する。
開催時間は15時~18時(受け付けは14時30分から)。入場無料。