T.M.Revolution・西川貴教さんが主催する大型野外ロックフェス「イナズマロックフェス2016」が、今年は9月17日・18日、烏丸半島芝生広場(草津市下物町)で開催される。10日、翌日に20周年ライブツアーの滋賀公演を控えた西川さんが湖国入りし、ラジオ番組で同フェスをPRした。
大津パルコのエフエム滋賀サテライトスタジオには多くのファンが詰め掛けた
同フェスは2008年に滋賀ふるさと観光大使に就任した西川さんが「音楽を通じて地元にお返しがしたい」と、びわ湖の水質保全と地域振興を目的に始めたロックフェスで、今年で8回目。西川さんの人脈を生かした豪華な出演者が毎年話題になるとともに、「近江米プロジェクト」など滋賀を盛り上げるためのさまざまな取り組み、工夫が積み重ねられてきた。昨年はフリーエリアを含めて2日間で約10万人を動員した。
この日はエフエム滋賀の2番組に出演しフェスをPR。14時からは「三井アウトレットモール滋賀竜王」で行われた「M♪On Park」の公開収録、19時からは「大津パルコ」の同局サテライトスタジオで放送された「イナズマロックレディオ」の生放送に出演。20周年の記念アルバムやライブツアーの話とともにイナズマロックフェスについて思いを語った。
「イナズマロックレディオ」番組の中で西川さんは「昨年始まったイナズマフードグランプリ(GP)という派生イベントを今年は矢橋帰帆島を会場に開催する。『江州音頭』を踊る場も設けるので、年配の方にも来場いただき心置きなく踊っていただきたい。そして、フェス本番ではさまざまなアーティストのライブを楽しんでほしい。T.M.Revolution20周年の今年は2日間とも、トリをT.M.Revolutionが務めたい」とフードGPからフェスにつながる一連のイベントへの来場を呼び掛けた。「みんなが『イナズマの一員』との思いで、実行委員会全員でしっかり準備しフェスを盛り上げていきたい」とも。地元を愛する西川さんらしく、滋賀の固有名称やネタが随所に飛び出すトークに笑いが絶えない放送となった。
大津パルコサテスタの生放送を子どもとともに観覧していた大津市在住のシャープ智美さんは「今日は2番組とも参加した。西川さんの大ファンでライブツアーにも行っていたがイナズマにはまだ行ったことがない。最近、横浜から大津に引っ越してきたので、今年はぜひともフードGP、イナズマロックフェスにも参加したい。生で西川さんのラジオ出演を見られて幸せ」と興奮気味に話す。
「イナズマフードGP」は8月6日・7日、矢橋帰帆島公園で開催される。約40店舗がイナズマロックフェス2016への出店を懸けフードバトルを展開する。さまざまなステージイベント、子ども向けイベントも実施予定。開催時間は、6日=10時~21時、7日=10時~17時。入場無料。