草津市立水生植物公園「みずの森」(草津市下物町、TEL 077-568-2332)で6月16日より、「スイレン展」が開催される。
日本最大級のコレクションとなる140種類を越えるスイレンを栽培する同園。スイレンが次々と開花時期を迎えるこれからの季節は、1年で最も数多くの種類のスイレンを鑑賞することができる。
同イベントでは、コミュニティ広場やアトリウム(温室)、池などで世界最大のスイレン「ギガンテア」や「ブラックプリンセス」、昨年の人気投票で上位の「ダーウィン」などを見ることができる。ロータス館エントランスホールでは、毎年種から育てているスイレンの仲間の「パラグアイオニバス」の成長の様子や不思議な生態を写真やパネルで紹介。
担当の上田雅也さんは「耐寒性スイレンは昼過ぎに、熱帯スイレンも15時ごろには閉じてしまうので、できるだけ午前中に来園いただければ」と話す。「南米産のパラグアイオニバスは成長すると1枚の葉の直径が1.5~2メートルと巨大な葉を付ける。8月上旬には、その葉の上に乗る『試乗会』を予定しているので多くの人に参加してほしい」とも。
開園時間は9時~17時(7月11日から7時開園)。月曜休園。入園料は、大人=300円、高校・大学生=250円、小・中学生=150円。7月20日まで。