収穫期を迎えた安曇川町特産果実「アドベリー」の販売イベント「アドベリー収穫祭」が6月23日から、西武百貨店大津店（大津市におの浜2、TEL 077-521-0111）1階特設売り場で開かれている。

　アドベリーは、高島市安曇川町で栽培するブラックベリーの一種であるボイズンベリーに付けられた愛称で、ビタミン類やアントシアニン、食物繊維などを多く含んでいる。

　同イベントは、2005年の初収獲から開催され今年で5回目。売り場には、「アドベリー生果実」（551円）や「アドベリードリンク」（840円）、「アドベリービネガー」（1,155円）のほか、プリン（263円）、ジャム（552円）などの関連商品が並ぶ。そのほか、ベーカリーショップ「ドンク」では、今回初めてアドベリーを使った創作パン「ベリーフランス」（189円）、「アドベリークリームパン」（189円）を販売する。

　同店食品課の広江滋夫さんは「『アドベリー』は非常にデリケートですぐに痛んでしまうので、当日朝早くに収獲した商品を店頭に並べている。取れたてを生で食べられるのはこの時期だけなので、心待ちにしているお客さまもたくさんいる」と話す。「安曇川まではなかなか行けないが、イベントを開催することで地元大津の人にも『アドベリー』のおいしさを知ってもらいたい」とも。

　営業時間は10時～20時。今月29日まで。