自家焙煎（ばいせん）のコーヒーを提供する「SHIMAMI COFFEE（シマミ コーヒー）」（大津市本堅田1）が1月9日、オープンした。

自家焙煎のコーヒー豆と店内でドリップしたコーヒーを提供

　店主の中井修さんが自宅の敷地内に小屋を建ててオープンした小さな店で、常時2、3種類の自家焙煎のコーヒー豆を200グラム1,500円で販売。店内でドリップしたコーヒーを1杯500円で提供している。中井さんは「すっきりとした飲みやすいコーヒーが好き。コーヒー好きな人はもちろん、苦手な人にも飲みやすいコーヒーを出せたら」と話す。

　中井さんはレコード会社やライブハウスなど音楽業界で25年間働いた。自宅の向かい側に浪乃音酒造があり、2024年12月に同酒造が運営する料亭「余花朗（よかろう）」でプレオープンイベントを開催した。イベントには中井さんが以前にマネジャーを担当していたバンドNagakumoとYMBが出演。YMBは活動休止中だが、「中井さんのために」と出演したという。中井さんは「私が店をオープンするということで力を貸してくれた。浪乃音酒造にも応援してもらっている」と感謝する。

　「地元の人が月に1回でもコーヒー豆を買いに来てもらえるような店にしたい。少しずつ広まっていけば」と話す。

　営業時間は土曜・日曜＝11時～17時。平日の営業はインスタグラムで知らせる。