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大津・膳所で三遊亭わん丈さん落語会 県内小学6年生50人を無料招待

江戸落語の真打ち・三遊亭わん丈さん(写真提供=三遊亭わん丈さん)

江戸落語の真打ち・三遊亭わん丈さん(写真提供=三遊亭わん丈さん)

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 滋賀県出身の江戸落語家・三遊亭わん丈さんの独演会「三遊亭わん丈 膳所落語会」が6月8日、大津市生涯学習センター(大津市本丸町)で開催される。

大津市・膳所出身の三遊亭わん丈さん

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 滋賀県初の江戸落語家となったわん丈さんは、2024年、16人抜きで真打ちに昇進した。大津市内では落語を演じたことがあったが、「もっと家の近くにして」という祖母の要望に応え、地元の膳所で2022年8月に初めて開催。以降、毎年膳所で開催している。今回は「厩(うまや)火事」「らくだ」などを演じる。

 当日は、滋賀県内の親子50組100人を無料招待する。親子は、小学6年生とその保護者。わん丈さんは「子どもの時に落語を聞いたことがなかった。国内の学校で年間100席以上演じているが、終演後の子どもたちのうれしそうな顔を見て、地元の滋賀県の子どもたちにも聞いてもらいたかった」と話す。

 「落語は伝統芸能だが、笑ってもらうための庶民的な芸能。予備知識は必要ないので、子どもから大人まで気軽に楽しんでもらえる。生の芸能でしか伝えられない醍醐味(だいごみ)を味わってもらいたい」とわん丈さん。「笑うことで健康を保ち、はなしを聞いて、見て、想像する楽しみを知ってもらえれば」と呼びかける。

 開演時間は14時~15時45分。料金は前売り=3,000円、当日=3,300円。

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