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滋賀レイクス、今シーズンの目標を発表 ディフェンス改善で勝率5割目指す

新シーズン始動会見が行われた

新シーズン始動会見が行われた

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスが7月1日、滋賀レイクスターズオフィス(大津市におの浜4)で2025-26シーズン始動会見を行った。

新しいユニホームを着用した長谷川比源選手と野本大智選手

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 原毅人社長、中山太会長、眞庭城聖ゼネラルマネジャー(GM)、前田健滋朗ヘッドコーチ(HC)が出席し、シーズン目標、ロスター、新ユニホームなどを発表した。

 今シーズンのスローガンは「GET HYPED」。HYPED(ハイプド)は興奮する、テンションが上がるという意味。原社長は勝率5割をシーズン目標に掲げた。

 ロスター編成については眞庭GMが説明。「日本人選手とアジア特別枠の選手を継続したことにより、前田HCの戦術を継続できることを強みとしたい。最下位となった昨シーズンの改善点はディフェンスレーティングとディフェンスリバウンド。外国籍選手3人を入れ替えるに当たり、この2点を改善できる外国籍選手を探した」と話す。「3人とも走れてリバウンドが取れて、自分でプッシュできるので、日本人選手のシューターがノーマークになる確率も高くなる。身体能力も高く、アリウープやダンクシュートを見せることができる」とも。ディフェンスレーティングは100回の攻撃の機会で相手に許す平均失点のこと。アリウープは、ボールを空中でキャッチして着地せずにそのままシュートするプレーを指す。

 前田HCは「昨シーズン、ディフェンスはリーグの中でも劣っていた。相手のシュートをいかに難しくするかと、リバウンドを取り切ることをシステムとして確立して、選手と共に遂行し、体現したい。それが勝率5割にたどり着く唯一の方法」と話す。

 7月中旬からチーム練習を開始し、外国籍選手は8月から来日する予定。8月下旬には滋賀に在籍する游艾チェ(ユウ・アイチェ、チェは「吉吉」と書いて1文字)選手の故郷である台湾で合宿し、現地のチームと対戦する。

 台湾合宿について、中山会長は「昨シーズン、台湾からたくさんの人が游選手を応援しに来てくれた。游選手がプレーする姿を現地のファンに見てもらいたいと計画した。レイクスが台湾との懸け橋になれれば」と話す。

 野本大智選手は「日本人が継続したのは重要なことだと思う。昨シーズン、結果が出せていないメンバーなので不安だと思われるかもしれないが、同じメンバーで積み上げていくことができる。チームとして信頼関係を築いて、もっとコミュニケーションを取って意見を言いやすい場をつくっていきたい」と話す。

 長谷川比源選手は「昨シーズン、アグレッシブにプレーすれば、年齢は関係なく、自分が通用すると感じた。開幕から自分が先発でチームを引っ張っていくという明確な目標がある」と意気込みを見せた。

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