滋賀県限定のスナック菓子やあめ煮・ふなずしなど地産商品を製造・販売する食品会社「いのうえ」（大津市丸の内町、TEL 077-522-7352）は7月11日より、滋賀県産ブルーベリーを使用した「目力アップ！ぶるーべりージュース」の販売を開始した。

　同社は、地産地消をコンセプトに滋賀県産の食材を使用した「近江牛カレー」や「かぼちゃスープ」などの商品開発を手がけている。同品は、目の疲れを癒やすといわれるブルーベリーの効能に着目し、手軽に摂取できるようジュースとして商品化したもの。

　原材料は以前より親交のある愛荘町の生産農家から仕入れる。「果肉以外にも従来は捨ててしまっていた皮や種も特殊な機械ですりつぶすことでより多くの有効成分を取り入れることができた」と同社取締役の井上修司さん。

　ブルーベリーの青色がびわ湖を連想させることから、より商品を身近に感じてもらおうとパッケージには滋賀県のキャラクター「キャッフィー」を使用する。「県内ではブルーベリーを使った商品はまだまだ少ない。牛乳と混ぜてもいいし、お菓子の原料などとしても使ってもらえる。さまざまな利用方法を伝えることで多くの人に味わってほしい」（同）とも。

　実売価格は1リットル入り1本630円～800円。1,000本限定で、同社に協力するスーパーや百貨店、コンビニなどで販売している。