
民間学童保育所「洛和(らくわ)キッズアフタースクールもりやま」と小規模保育事業所「洛和なごみ保育園」が7月1日、関西みらいHAGCUA(はぐくあ)ビル(守山市勝部1)に開園した。
同ビルは、関西みらい銀行守山駅前支店の跡地を活用し、待機児童の解消などの地域課題の解決のために整備された地域振興拠点。開園した学童保育所と保育所は、病院や介護施設、保育園などを手がける洛和会ヘルスケアシステム(京都市)が運営する。
「洛和なごみ保育園」は、0~2歳児が対象で、定員は19人。調理師が常駐し、園内で調理した給食を提供する。園長の原田ひろみさんは「子ども一人一人が主役の心も体も和む場所にしたい」と話す。
「洛和キッズアフタースクールもりやま」は、小学生が対象の民間学童保育所で、定員は30人。英語や体操、金融教育などのプログラムを用意する。
金融教育では、エフ学キッズの講習を受けた職員が金融知識やキャリア構築を講義する。株式ゲームなどを通し、遊びの中から学んでもらうカリキュラムも用意する。施設長の福田公雄さんは「学校では体験できないようなプログラムを通して生きる力を育みたい」と意気込む。