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滋賀レイクス、草津で公開練習 長谷川選手「チームを勝たせる選手になる」

リバウンドを制する長谷川比源選手

リバウンドを制する長谷川比源選手

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスが7月26日、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(草津市野路東1)BKCジムで公開練習を行った。

「勝って、皆さんと喜びを分かち合えるような試合を多くしたい」と話す野本選手

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 ファンクラブ会員を対象にチーム練習を公開するイベントで、抽選で選ばれた約650人が来場した。当日は、前田健滋朗ヘッドコーチ(HC)らスタッフとチームに合流済みの岡田泰希選手、西田陽成選手、野本大智選手、常田耕平選手、大庭圭太郎選手、田原隆徳選手、江原信太朗選手、長谷川比源選手の8人と下部組織のレイクスU18の選手が参加し、トレーニングやチーム練習を行った。

 練習に先立ち、眞庭城聖ゼネラルマネジャーはファンに向け「今日参加しているのは去年から継続した選手。(リーグ最下位で終えた)あの悔しさを胸に競争しながら練習している。その姿を皆さんにも楽しんでもらいたい」と話した。

 公開練習では、ファンが見守る中、リバウンドからの速攻や、3ポイントシュート練習などが行われた。パスミスが続くなど、集中力が途切れかけると、選手同士で声をかけ合う姿も見られた。長谷川選手のダンクやブロックショットに会場が盛り上がる場面もあった。

 公開練習後、前田HCが「今シーズンはディフェンスを改善したい。継続の選手、スタッフのステップアップが必要」と話し、具体的な場面を挙げ、「あの場面をどう止めるのかにかかっている」と話すと、常田選手は「あの岡田(侑大)選手の最後のシュートを止められる選手になる」とファンに誓った。

 米国のNBA・GリーグインターナショナルドラフトでGリーグ所属球団からドラフト指名を受けたが、今シーズンは滋賀でプレーすることが決定した長谷川選手は「今シーズンは相手にも対策を取られる中でどれだけ結果を残せるかチャレンジの年。チームを勝たせる選手になって、やるからには優勝を狙いたい。エースとしての自覚を持って、重要な場面でのシュートを託されるようになりたい」と意気込みを見せた。

 野本選手は「オンコートでもオフコートでもコミュニケーションを取って話しやすい環境をつくる。人ともっと関わって、意見を言いやすい関係性を築いて、みんなの考えを吸収したい」と話した。

 草津市から来場した女性は「プレーしている選手を間近で見られて楽しかった。勝率5割、さらにチャンピオンシップ出場を目指して頑張ってほしい。外国籍選手も加わったらどんなふうになるのか楽しみ」と話した。

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