
文具メーカー14社が出店する文具フェア「enjoy文具HIKITA summer sale 2025」が8月1日、キラリエ草津(草津市大路2)で開催された。
文具・OA機器販売店「ヒキタ事務機」(上笠3)が2023年に始めたイベントで、ゼブラ、パイロット、セーラー万年筆、ステッドラーなどの文具メーカーが出店し、約400人が来場。ステッドラーのヘキサゴナルバージョン3を5本限定で販売すると告知すると、開場前から買い求める客が来場し、開場1時間前には整理券の配布が終了した。
パイロットは、パーツを選んでオリジナルの万年筆を作る「カクノ チョイス」やペンの自動販売機を用意。草津市から来た親子は自動販売機でペンを購入し、「ペンの入っている缶もかわいい」と喜んでいた。
会場内にはさまざまな紙質のノートとペンなどを自由に試し書きできる体験コーナーも設置された。ヒキタ事務機の疋田絵理子さんは「ちょっと上質な物を提供したい。商品を触ってもらうと、なぜこの価格なのかの理由が分かると思う。手に取ってみて満足のいくものを買ってもらえれば」と話す。
水にインクを落としてうちわに色付けるマーブリングや、紙粘土でアイスクリームを作る体験ブース、クレヨンの試し書きコーナーもあり、来場した園児や小学生も楽しんで体験していた。
疋田さんは「3年前に臨月で来場した女性が、昨年は赤ちゃんを連れてベビーカーで来場し、今年はその子が歩いて来場してくれて、スタッフも喜んでいた。メーカーと直接話ができることを喜んでくれる人も多く、子どもたちも楽しんでくれて良かった」と話した。