地域課題の解決に向けて産官学民が協力するイベント「co.shiga.fes2025(コードット シガドット フェス)」が12月13日、立命館守山中学・高校(守山市三宅町)で開催される。
地域課題に取り組むリビングラボ活動団体co.shigaが主催。「滋賀で共創を聞く・見る・体感する!みんなでつくるフェスティバル」をテーマに、トークセッションやワークショップ、マルシェ、ビジネスピッチなどを行う。
トークセッションには、村田製作所の岡村一太郎さんや、立命館大学教授、森中高史守山市長、同高校の生徒などが登壇。「地域のリビングラボの価値」「ケアに満ちた社会」「企業と教育の共創」「まちづくり」の4テーマで行う。セッションは参加型で、来場者が議論に加わる機会を設ける。
ワークショップ「滋賀で共創をうみだすチャレンジワーク」のテーマは滋賀県独自のSDGsであるMLGs(マザーレイクゴールズ)。参加者に13のゴールを達成するための解決策を考えてもらう。
校内には県内で活動する25団体が出店。RICE IS COMEDYは釜で炊いた米を振る舞う「ゲリラ炊飯」を行う。地元の洋菓子店「パレット」は焼き菓子を販売。ヨシを使ったランタン作りやフェースペイント体験も用意する。
co.shigaの事務局「しがとせかい」の谷香凜さんは「企業や行政、市民、生徒など、多様な人が一つの場に集まり、新しい挑戦をするきっかけにしたい。滋賀の未来に関わりたい人は来場してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~16時。参加無料。当日参加可能だが、一部ワークショップは事前申し込みを受け付けている。