食べる 買う

大津駅に日本酒バルと滋賀土産 滋賀の酒16蔵を飲み比べ

大津駅前にオープンした日本酒バルBIWAKO TOURISM(ビワコツーリズム)

大津駅前にオープンした日本酒バルBIWAKO TOURISM(ビワコツーリズム)

  • 8

  •  

 日本酒バルと滋賀土産のセレクトショップ「BIWAKO TOURISM(ビワコツーリズム)が11月29日、JR大津駅に直結する複合施設「THE CALENDAR」(大津市春日町)1階にオープンした。

滋賀の地酒と一品料理を提供する日本酒バル「BIWAKO TOURISM」

[広告]

 店内に日本酒専用サーバーを16タップ設置。滋賀県酒造組合に登録されている30蔵のうち、入荷に合わせて入れ替える16蔵の酒を立ち飲みスタイルで提供する。浪乃音酒造や平井酒造など大津市内の酒蔵のほか、冨田酒造(長浜市)など県内の日本酒をそろえる。1杯40ミリリットルで350円、3杯を選べる飲み比べセットは1,000円。

 フードメニューは近江牛串焼き(990円)や近江しゃもだしのおでん(190円~)など。ふなずしや地元の漬物、「近江の星さんち手づくりもろみ納豆」を使った料理も提供する。

 店内には滋賀県の土産を販売するスペースを設け、一部の日本酒とふなずしなどを販売。試飲・試食してから土産を購入できるようにした。

 「THE CALENDAR」を運営するバルニバービは、大津駅前観光案内所を9年間運営。観光現場で培った経験を生かし、「地元住民、国内外の観光客が自然と交わる滋賀の交流拠点」をコンセプトに同店を立ち上げた。バルニバービの北奥絵美さんは「仕事帰りの会社員や、電車の出発を待つ観光客、週末の朝から酒を楽しむ地元住民などの『ちょっと飲みたい』というニーズに応えた。滋賀の日本酒は小規模蔵が多く、味わいの幅が広い。ここで好みの日本酒に出合い、蔵を訪れるきっかけになれば」と話す。

 観光客向けのサービスとして、荷物預かりも行う。北奥さんは「駅のコインロッカーの数が少なく、周辺に荷物を預けられる場所が少ないことから需要は高く、観光客の利便性向上につながっている」と話す。

 営業時間は10時~22時(フード提供は11時から)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース