ハバネロ生キャラメル-栗東のハバネロ専門店が地元企業とコラボ開発

ハバネロ館で販売されている「ハバネロアイス」(左)と「ハバネロパフ生キャラメル」(右)

ハバネロ館で販売されている「ハバネロアイス」(左)と「ハバネロパフ生キャラメル」(右)

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 タカノツメの6倍、タバスコの10倍の辛味を持つ唐辛子ハバネロを使った調味料やお菓子を販売しているハバネロ専門店「ハバネロ館」(栗東市霊仙寺6、TEL 0120-030-905)は7月25日から、「ハバネロパフ生キャラメル」と「ハバネロアイス」を販売している。

「ハバネロアイス」の中身(関連画像)

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 同店はオーナーの寺久保透さんが今年4月に県内初のハバネロ専門店としてオープン。国内産のハバネロを使った「ハバネロ醤油」「ハバネロうま辛カレー」など約20種類の商品を取りそろえる。寺久保さんは「自分自身が辛いものが好きだということもあり、ハバネロの魅力をこの滋賀県から発信したいと考え、店を開くことを決めた」と話す。オープンから3カ月、「遠くは島根など、県外からもわざわざ店を訪ねてくる『辛いものマニア』がいる」。

 新商品の「ハバネロパフ生キャラメル」(700円)は滋賀県産の米で作ったパフライスとハバネロ果実を練り込んだ生キャラメルで、県内産の食材を使った食品を販売している「びわ湖の恵本舗」(守山市勝部5)と共同で開発した。「生キャラメルの甘さのあとに、ピリッとくる辛さが癖になる味」と寺久保さん。

 「ハバネロアイス」(300円)はスイーツ専門店「湖華舞(こかぶ)」を運営する古株牧場(蒲生郡)で製造した牛乳とハバネロペーストを使ったアイスクリーム。「冷たさの後にジワッと口の中にハバネロの辛さが広がるので、さっぱりした甘みを楽しめる」という。双方とも寺久保さんのブログを通じて知り合い、今回のコラボレーションが実現した。

 寺久保さんは「ハバネロといえばただ辛いだけといったイメージを持っている人も多いと思うが、実際には独特の風味と辛味があり、色んな食品と組み合わせることで、辛いだけではないおいしさを生み出すことができる」と話し、「現在ハバネロを使ったまんじゅうも考案中。これからも滋賀県産の食材とハバネロのいろいろなコラボ商品を開発したい」と意欲をみせる。

 営業時間は10時~18時。

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