大津商業高校(大津市御陵町2)の生徒会有志によるウェブメディア「Are you Biwa(アユビワ)」が2月1日、公開される。
高校生の視点で地域の魅力を発信する「Are you Biwa(アユビワ)」
同メディアは「地元高校生による、地元高校生のためのメディア」として、高校生自らが取材・執筆を行う。運営に携わるのは同校生徒会総務部から有志として集まった21人で、内訳は3年3人、2年3人、1年15人。サイト内には、お薦めの文房具や飲食店、勉強方法など、高校生独自のカテゴリーに沿った記事が並ぶ。テスト運用期間を経て、2月1日に本公開を迎える。
同校は2025年に創立120周年を迎えた。この節目の年に「商業高校生らしい新しい挑戦をしたい」と考えていた生徒たちが、同校OBからメディア運営の提案を受けたことがプロジェクト始動のきっかけとなった。地元の高校生に紹介したい滋賀のイベントや飲食店などの情報を集め、高校生の視点を生かした記事制作に取り組む。
同プロジェクトは運用の過程で情報発信力や地域理解を育む教育的な側面も持つ。地域金融機関として次世代の育成・地域活性化に取り組む関西みらい銀行が応援サポーター、ウエスト(近江八幡市)が事務局として運営を支援する。同銀行経営企画部地域戦略室室長の松浦達也さんは「若者の発信力の強さを実感している。高校生による情報発信が、地域経済の活性化にも良い影響を与えてくれれば」と期待する。
本公開に先立ち、1月28日、滋賀県庁(大津市京町4)で記者会見を行った。プロジェクトリーダーを務める2年の折口楓実さんは「滋賀のことでよく知らないことも多かったが、アユビワの執筆を通して新しい発見ができ、魅力に気付くことができた。高校生だからこそ書ける記事を増やしていきたい」と話す。
今後は、1カ月に100記事の配信、1年以内の月間5万ページビュー達成を目指す。インスタグラムでの情報発信も行い、フォロワー数1000人の獲得を最初の目標とする。
前生徒会長の大谷孝太郎さんは「このサイトを見れば今日の放課後には困らない、滋賀県の青春を支えるサイトにしていきたい」と意気込む。