ビジネス向けクラウドサービスを提供するリーフワークス(大津市今堅田2)が1月30日、起業家やスタートアップを支援するインキュベーション事業「時座-TOKIZA-」を始めた。
インキュベーション事業は、起業家やスタートアップに対し、オフィス提供や経営指導、資金調達支援などを行い、事業成長を後押しする支援事業。リーフワークスが立ち上げた「時座」は、施設提供とコミュニティー形成を軸に、「何かを始めたい人」が一歩を踏み出すための環境づくりを目指す。
リーフワークスは2010(平成22)年に設立。2020年には今堅田に自社ビルを建て、本社として利用してきた。業績拡大に伴う本社移転を機に、ビルの活用方法を検討する中で、「挑戦者を支える場にしたい」という構想が生まれたという。
3月30日、現本社オフィスを活用したインキュベーション施設「TOKIZA」を開設する。人と人がつながり、学び合いながら挑戦できる場として設計し、1階はコミュニティーフロアとして交流やイベント利用を想定し、2階「ワーク&フォーカスフロア」はプロジェクトに取り組むチーム向けの作業スペースとする。セミナーやワークショップなども定期的に開催する。
施設開設に先立ち、2月には時座オンラインコミュニティーを開設し、プロジェクト情報、イベントの告知、メンバー同士の交流を促す。ユーチューブチャンネル「TOKIZAギルド」も開設。起業家や挑戦者をゲストに招き、挑戦の過程や思いを掘り下げるインタビューコンテンツを発信している。クラウドファンディングでプロジェクトへの参加者や応援者も募る。
社長の澤健太さんは「かつて挑戦者だった自分が、仲間や相談できる人を求めていた経験が原点。新しいことを始めたい人が一人で抱え込まずに前へ進める場をつくりたい。アイデア段階でも気軽に集まり、仲間と出会い、プロジェクトとして形できる環境にしたい」と話す。「滋賀から新しい挑戦が生まれ続ける拠点に育てていきたい」と意気込む。