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野洲市のミード醸造所「ANTELOPE」が世界大会で日本初の最高賞

アンテロープの谷澤さん

アンテロープの谷澤さん

 ミード(蜂蜜酒)を製造・販売する「ANTELOPE(アンテロープ)」(野洲市永原)が2月22日、ポーランドで開催されたミードの世界大会「Mead Madness Cup PRO 2026」で最高賞を受賞した。

最高賞を受賞した「アウリア13」

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 777商品がエントリーした大会で、同社が出品したミード「Aurea(アウリア)13」が最高得点の98点を獲得し、全体の頂点となるグランドチャンピオン「Grand Champion PRO 2026」に選ばれた。公式記録によると、日本のミーダリー(ミード醸造所)が最高賞を受賞するのは初めて。

 同大会は米国とポーランドで開催される世界的なミードコンペティションの一つで、香りや飲んだ後の満足感など4項目、100点満点で審査される。出品作は約30部門に分けて審査され、各部門の金賞受賞作の中から最高賞が選ばれる。

 「Aurea 13」はアルコール度数約6%のスパークリングタイプのトラディショナルミード。静岡県浜松市の養蜂家「養紡屋」の塩見亮太さんが採蜜した国産蜂蜜を使い、水と酵母のみで発酵させて造る。

 同社は2020年3月に拠点を構え、2021年からミードの製造を開始。当初はクラフトビール製造を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で設備導入が遅れたことをきっかけにミードの研究を進め、ミード製造に特化する方針に転換した。

 2025年11月には、海外産蜂蜜から国産蜂蜜への完全切り替えを決定。2026年2月に国産蜂蜜での仕込みを始めた。

 代表の谷澤優気さんは「自分たちがおいしいと思っている国産の蜂蜜が世界でも評価されたことがうれしい。国産蜂蜜に切り替えて最初の賞だったので大きな自信になった」と話す。

 「Aurea13」は現在完売しているが、3月15日に同社で開く周年祭で少量の試飲を提供する予定。塩見さんの蜂蜜を使ったアルコール度数4%、8%、12%の新商品3種類も発売する。

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