Bリーグ1部の滋賀レイクスが3月14日・15日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で東地区首位の宇都宮ブレックスと対戦し、1勝1敗でカードを終えた。
14日の勝利後、アリーナDJにうながされて「勝ったぞー」と叫ぶ岩下准平選手
1クオーター(Q)は宇都宮のD.J・ニュービル選手に3連続で3ポイント(P)シュートを決められるなど、リードを許す展開。それでも滋賀は全員で守備を徹底し、宇都宮のミスを誘うなど、集中し続ける。攻撃時も粘り強くオフェンスリバウンドを拾い得点につなげた。2Q終了間際にはボールを奪った游艾チェ(ユウ・アイチェ、チェは「吉吉」と書いて1文字)選手がブザービーター3ポイントシュートを決め、39-42と3点差まで迫る。
3Q、岩下准平選手の連続3Pシュートから始まる13-0のランで逆転し、62-52と10点リードで最終Qへ。4Qもディフェンスの強度を落とさず、宇都宮のミスを誘発。83-78で勝利した。同一シーズンで宇都宮から2勝以上を挙げるのはクラブ初。
この試合では、2年連続BリーグMVPのニュービル選手に対し、野本大智選手、西田陽成選手らが交代でマッチアップ。チーム全体でプレッシャーをかけ続ける強固な守備で勝利を引き寄せた。
野本選手は試合後、「宇都宮はBリーグでもトップレベルのチーム。そういったチームから今シーズン2度目の勝利を得られたのはチームとして大きな自信になる。チームとしていいディフェンスをして、共通認識を持ったオフェンスができたのが良かった」と振り返った。
2戦目の15日。野本選手が「宇都宮が目の色を変えてやってきた」と表現した通り、宇都宮がディフェンスの強度を上げてくる中、野本選手のゴールアタックでゴールをこじ開け得点。この日もオフェンスリバウンドを粘り強く拾い、得点につなげ、40-41の1点差で前半を終える。
3Q、滋賀はファウルが続き、得点できない間に宇都宮に14点のランを許す。3Q残り3分23秒、岡田泰希選手が出場すると、滋賀の得点が動き始める。4Q、滋賀が10点のランで点差を詰め、試合時間残り26.7秒、岡田選手の3Pシュートで85-88と3点差まで迫る。最後まで食い下がったが、得点に結び付けることができず、87-93で敗れた。
1戦目は出場時間がゼロで、2戦目の終盤に初めてコートに立った岡田選手は「自分が出る意味は点差を縮めることだと思って出場した。アグレッシブにプレーできた結果が出た」と話し、「残り時間がない中、5点差の時に3Pシュートを決めていれば勝つチャンスがあった。そこは悔しい」と振り返った。