大津の3ホテルが合同でオリジナルワイン-地産地消の新しいモデル目指す

大津の3ホテルが合同で開発したオリジナルワイン「浅柄野『minori』」(あさがらのみのり)

大津の3ホテルが合同で開発したオリジナルワイン「浅柄野『minori』」(あさがらのみのり)

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 大津市内の3つのホテルは9月19日、「新しい地産地消のモデル化と滋賀の活性化」を目的に太田酒造(草津市草津3)と協力して作ったオリジナルワイン「浅柄野『minori』」(あさがらのみのり)の提供を始める。参加ホテルは大津プリンスホテル(大津市におの浜4)、琵琶湖ホテル(浜町2)、ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ(萱野浦)。

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 同ワインは、「滋賀のいいもの、おいしいものをもっとPRすることで観光事業の助けになれば」(大津プリンスホテル広報の三谷さん)という思いが一致し、3つのホテルが昨年から企画。本来は競合するはずの地域のホテルが共同で商品を開発するのは「滋賀県では初。全国でも例を見ない」(三谷さん)という。各ホテルのソムリエが太田酒造の自家農園の「琵琶湖ワイナリー」(栗東市)で作った3種類のワインをブレンドし完成させた。

 同ワインでは、「マスカット・ベリーA」「カベルネ・ソーヴィニヨン」「ヤマ・ソーヴィニヨン」の3種を使った。三谷さんは「それぞれの品種の個性が生かされ、フルーティーで存在感のあるまろやかな口あたり」と話し、「今後は栽培、醸造から携わり、更なるオリジナルワインを作りたい」と意気込みをみせる。

 価格は、ボトル=4,042円、グラス=808円。各ホテルのレストラン、カフェで提供する。限定1,000本。

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