琵琶湖汽船(大津市浜大津5)は1月21日から、大津から長浜を結ぶ「冬のびわこ縦走雪見船」の運航を始める。
同社では20年以上前から冬の風物詩として、この時期に運行している。「天気が良い時はびわ湖の冬景色と比良山系や伊吹山の雪景色が非常にきれいに見える」(同社広報担当者)。同船は大津港を出発し、おごと温泉港、琵琶湖大橋港を経由し約2時間15分で長浜港に到着する。
運航期間中、長浜市慶雲館(長浜市港町)で開催される「長浜盆梅展」(1月20日~3月10日)や旧竹林院(大津市坂本5)の「坂本盆梅展」(1月23日~3月7日)も開催。「雪見船だけでなく梅の香り漂う盆梅展も楽しんでもらえたら」(同)。
同担当者は「当社の高速船のほか、今年から『シップ・オブ・ザ・イヤー2008』に選ばれた新型クルーズ船『megumi』も運行予定。船内でお弁当を食べながら雪景色をゆっくり楽しんでもらえれば」と話す。
運航スケジュールは、大津港発=9時50分、おごと温泉港発=10時30分、琵琶湖大橋港発=10時45分、長浜港着・発=12時05分~14時30分、大津港着=16時45分。乗船料(往復)は、大人=5,000円、子ども=2,500円。片道は、大人=3,000円、子ども=1,500円。3月10日まで。