大津管弦楽団が定期演奏会-貴志康一「日本スケッチ」上演も

大津管弦楽団による定期演奏会に向け練習する様子

大津管弦楽団による定期演奏会に向け練習する様子

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 大津管弦楽団は6月15日、大津市民会館(大津市島の関)で「第113回定期演奏会」を行う。

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同楽団は、1951年に結成されたアマチュアオーケストラ。滋賀、京都在住者を中心に約100人で結成されている。活動は年2回(春・秋)の定期演奏会を行うほか、中国・湖南省(1986)、米・ミシガン州(1991)、独・ビュルツブルグ(2004)への演奏旅行や、県内外各地の演奏会など多岐にわたる。

 113回を迎える同演奏会では、作曲家・貴志康一の作品「日本スケッチ」を取り上げるほか、ドイツの作曲家ブルッフによるビオラと管弦楽のために作られた「ロマンツェ」、ロシアの作曲家ボロディンの第2交響曲「勇士」を演奏する。

 同楽団の目方団長は「オーケストラではビオラの独奏を聴くことは滅多にない。独奏する大津在住の松田美奈子さんの素晴らしい演奏を聴きに来てほしい」と話す。「久々に取り上げた日本人の作品『日本スケッチ』はとても日本らしい情緒豊かな曲。技術的には一筋縄ではいかない曲だが、一生懸命練習した団員の演奏を見てほしい」とも。

 入場料は、一般=1,000円(当日1,300円)、高校生以下=700円(当日1,000円)、親子券=1,500円(当日1,800円)。

大津管弦楽団大津市民会館

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