滋賀の情報発信アイドルを発掘する「滋賀 ご当地アイドルオーディション」が4月10日、吉本興業NSC教室(大阪市中央区)で行われた。
同企画は、情報誌「関西ウォーカー」と、全国的に広がりを見せ滋賀でも昨年10月に創刊されたフリーペーパー「滋賀美少女図鑑」、才能ある新人を発掘しその活動を吉本興業が応援・プロデュースする「ミューモアヨシモト」とのコラボによるもの。
同イベントは、今年1月に1次オーディションを開催。応募者約100人の中から選ばれた8人が今回の最終オーディションに参加した。
参加者はそれぞれご当地自慢の土産を持参し審査員7人に振る舞った後、それぞれの特徴などをPR。その後、ダンスやフルートなどの特技と歌を披露した。審査員として参加したよしもとクリエイティブ・エージェンシーの山下征志さんは「ユーモアもあり面白さもあり皆の一生懸命さも伝わってきた。テニスと漫談の組み合わせは芸人顔負けのセンスだった」と振り返った。
審査の結果、グランプリにはフルートや腹話術を披露した多賀町出身の大学生 澤田奈都季さんが選ばれ、準グランプリには水口町出身の高校生 吉田りほさんと池田由彩さんが選ばれた。グランプリに選ばれた澤田さんは「今日初めてやった腹話術がうまくいって良かった。緊張したが楽しくでき選ばれて本当にうれしい」と話し、準グランプリに選ばれた2人と喜びを分かち合った。
今回審査委員長を務めた関西ウォーカー編集長の玉置泰紀さんは「決勝に残った8人は一人ひとりチャームポイントがあり、滋賀という風土がこのような女の子たちを生み出したと思っている。今後さまざまなジャンルでの活躍を期待したい」とエールを送った。
グランプリ、準グランプリに選ばれた3人は滋賀出身のお笑い芸人「ファミリーレストラン」が命名した「美わっ娘。」(びわっこ)のユニット名で、滋賀のご当地アイドルとして「関西ウォーカー」やテレビなどを通じて地元情報を発信していく。命名したファミリーレストランの下林朋央さんは「地元の子が情報発信して地元をPRしていくことで盛り上げていってもらいたい」と話す。
同オーディションは、4月20日放送の「8時です!生放送!!火曜日!」(J:COM)で放送し、同日発売の「関西Walker」にも掲載予定。