電動アシスト自転車で環境に優しいびわ湖観光を――JTB西日本は4月より、滋賀県内のホテルなど11カ所で計68台の電動アシスト自転車「旅チャリ」を観光客に貸し出すレンタル自転車事業を開始している。
同社は、観光と環境配慮を両立させるユニークなサービスとして同事業を全国展開している。
貸し出す自転車は、パナソニック製20インチのミニベロ「シュガードロップ」で、大津地区・おごと地区では大津プリンスホテルや琵琶湖汽船に10台を用意するほか、琵琶湖ホテル、ロイヤルオークホテル、旅亭紅葉、おごと温泉観光協会の6施設に台数限定で配置。長浜地区では浜湖月、長浜ロイヤルホテル、国民宿舎豊公荘、グリーンホテルYES長浜にも用意するほか、JR長浜駅では今月1日より15台を配置、訪れる観光客などに貸し出している。JTB西日本広報室の担当者は「エコで健康にもいい自転車『旅チャリ』で滋賀県の観光を楽しんでもらえれば」と話す。
大津プリンスホテルの広報担当者は「びわ湖岸を電動アシスト自転車で走るのは爽快(そうかい)。初めて乗る方は後ろから押されているようで本当に楽で気持ちいい。長い距離を走っても疲れないので市内をたっぷり散策してもらえれば」と期待を寄せる。
貸し出し料金は宿泊の場合、2時間=800円(延長料金は1時間=200円)、1日=1,500円。日帰りの場合、2時間=1,000円、1日=2,000円。