滋賀県で初の「古民家鑑定士資格試験」-古民家の保存・再利用目指す

写真=古民家の施工事例

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 滋賀県古民家再生協会は6月27日、滋賀県で初となる「全国統一古民家鑑定士資格試験」を行う。会場は守山駅前コミュニティーホール(守山市梅田町)。

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 古民家鑑定士は、古民家の調査・判定・提案をはじめ、古民家の研究、社会的認知の促進など「古い民家の保存、活用、再利用」を目的とする能力を有することを証明する資格で、厚生労働省認可職業技能振興会が認定する。現在全国では800人超、滋賀県には17人が認定されている。

 試験当日、13時15分~16時に講習を受けた後、45分間の試験を実施する。希望者には試験後、古民家鑑定士資格活用セミナーを開講。今までの合格率は「7割ほど」(同協会の長坂理事長)。

 長坂理事長は「今までは建築、不動産関係の受験者が多かったが、今回は一般や女性の応募も増えてきている。古材を無駄にしないことで環境問題やリサイクル法などについて理解できるので、今後はもっと役に立っていくのでは」と話す。

 申し込みは今月20日まで。受験費用は、テキスト=6,000円、試験料=7,000、講習料=1万6,000円。

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