「恋人の聖地」として認定されている「びわ湖バレイ」に新たな展望台と記念モニュメントが新設された。
「恋人の聖地」は、NPO法人地域活性化支援センターが2006年4月1日より開始した、地域活性化と少子化対策を目的とした「恋人の聖地プロジェクト」の一環。各地域を代表する観光施設や地域を中心に、同プロジェクトのシンボルとして「恋人の聖地」を選定し、これまで、六本木ヒルズ展望台東京シティビュー(東京都)、梅田スカイビル(大阪府)、愛国駅・幸福駅(北海道)など全国に100カ所を選定している。
蓬莱山・びわ湖バレイは2007年に「恋人の聖地」として認定。これまで蓬莱山頂に立つモニュメントのほか、打見展望台などが「びわ湖が見える」展望スポットだったが、今年7月に展望台「スカイガーデンデッキ」と、恋人の聖地にふさわしい恋人たちのための高さ2.5メートルの記念モニュメント「湖空の鐘」を新設した。「標高1,100メートルから眺めるびわ湖はまさに絶景」(同社スポーツ部企画課の土井智さん)という同展望台からは、びわ湖の南端浜大津から琵琶湖大橋、和邇や近江舞子、北端に位置する「竹生島」まで、ほぼ全域を見渡すことができる。
土井さんは「カップルだけでなく家族連れでも思い出が作れる場所なので、多くの人に知ってもらい訪れてもらえれば」と話す。
営業時間は9時~18時。リニューアルを記念して、ロープウエー往復(2人分)と「2人でゴクゴクソフトドリンク」、500円分の買い物券をセットにした「2人でハッピーセット」(2人=2,800円)も用意する(ホームページから要プリントアウト)。