琵琶湖ホテルに11月7日、等身大の坂本龍馬像が期間限定で設置された。同ホテルのレストランで行う「高知フェア」の一環で実施するもの。
坂本龍馬像は現在、高知龍馬空港とホテルオークラ神戸に1体ずつ設置される。空港に設置する龍馬像以外の2体は高知県が所有するもので「昨年、観光PRのために製作。今では本物の坂本龍馬のように全国各地を行脚している。遠いところでは屋久島クルージングにも」と高知県大阪事務所の乃一(のいち)広志さん。
龍馬像の材質はFRP素材でできた黄銅タイプで中は空洞、高さは龍馬の身長とされる172センチ。同ホテル広報担当の大林さんは「龍馬ブームに合わせて設置したが、皆さん驚かれる。一緒に写真を撮ったりしながら見てもらえれば」と話す。
同ホテルでは、「レストラン ザ・ガーデン」でカツオのたたきや名物・かつお飯など土佐の旬の味覚と栗焼酎「一無尽」や果実リキュール「文旦の酒」など土佐の地酒を提供するほか、「日本料理おおみ」では海の幸・山の幸を盛り込んだ土佐の料理を用意する。
副総支配人の前田義和さんは「ホテルの2階ロビーに設置しているがすごくインパクトがある。全国に3体しかない龍馬像なのでこの機会にぜひ見に来てもらえたら」と呼びかける。11月25日まで(14日・15日は未設置)。