ヒルクライムイベント「2011 比叡山ヒルクライム大会」が6月26日、奥比叡ドライブウェイで行われた。
初開催となった同イベントは、性別や年齢ごとに分かれた8つのカテゴリーに1436人が参加。最年長は77歳で、遠くは鹿児島の選手もエントリーした。スタートは仰木町の奥比叡ドライブウェイ仰木料金所から坂本本町の比叡山バスセンターまでの全長10.5キロ、標高差487メートルのコースを自転車で走った。
競技結果は、実業団の部=21分49秒、一般の部=21分11秒。JTB西日本広報室の岡部久人さんは「当日は雨が心配だったが晴れてくれた。地元の人の協力があってこそ無事終了することができた」と話す。
レース後には参加者による比叡山延暦寺の拝観も行った。岡部さんは「スポーツに合わせて地域の良さも感じてもらえる他にはない演出だった」と振り返る。「地域への貢献度がさらに増すことができれば。今後につなげたい」とも。