ビジネスホテルチェーンの東横イン(本社=東京都大田区)は2009年9月、「東横イン大津浜大津駅前(仮称)」(大津市長等2)をオープンする。滋賀県への出店は初。
同ホテルは、京阪浜大津駅やJR大津駅から徒歩10分という利便性と、支配人を含めたスタッフ全てを地元から採用するという「地域の雇用創出」を掲げていることが特徴。建物は14階建てで、延べ床面積は約3,000万平方メートル。部屋数は142室を予定しており、全室でインターネット無料接続サービスのほか、障害がある人や高齢の人が使いやすいように設計された「ハートフルツインルーム」を備える。料金はシングルで1泊約6,000円の予定。
同社広報担当の山下茜さんは「滋賀県に初めての出店となり、地元に根付いたホテル運営を目指している。ホテル内に有料のレストランなどの飲食店を設置せず、地元のお店をご利用いただくことで、地域に少しでも貢献できれば」と話す。